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最終更新:2025.06.17

RTB House AIディープラーニングによる最新テクノロジー メディアインタビュー

RTB House AIディープラーニングによる最新テクノロジー メディアインタビュー

お話を伺った方
藤野 健(ふじの けん)さま
RTB House Japan 株式会社 営業統括責任者
インタビュアー
渡邉 健(わたなべ たける)
株式会社ブレイク・フィールド社 副グループ長

自己紹介

-まずは藤野さんの自己紹介からお願いいたします。

デジタルマーケティング領域で20年経験を有し、広告主、広告代理店、媒体社と多様なステークホルダーと連携しながら、数多くのデジタルプロジェクトを成功に導いてきました。特に、プログラマティック広告やリターゲティング領域を専門とし、データドリブンな戦略設計とパフォーマンス最大化を強みとしています。
現在は、AIおよびディープラーニングを活用した広告配信技術を提供するRTB House Japanにて、営業統括責任者を務めております。日本市場における事業拡大をリードしながら、 EC、旅行、教育、金融、不動産、人材など、さまざまな業界のクライアントが抱える課題の解決に取り組んでいます。
テクノロジーとクリエイティブの力で、広告がより価値ある“ユーザー体験”となる世界の実現を目指しています。

自己紹介

RTB Houseのサービスの特徴について

-RTB House様(会社)特徴についてお聞かせください。

RTB Houseは、ディープラーニングを全面的に活用した広告配信をグローバルで展開する、プログラマティック広告のリーディングカンパニーです。私たちは、広告主様のビジネス成長をテクノロジーの力で支援することをミッションとし、機械学習の中でも最も進化した「ディープラーニング」を100%活用したソリューションを提供しています。特にパーソナライゼーションや成果最大化において高い評価をいただいています。

-RTB Houseの大きな特徴であるディープラーニングを活用した広告配信について詳しく教えてください。

ディープラーニングは、人間の脳の神経回路に着想を得た技術で、膨大なデータから自律的に最適な判断を下せる点が特徴です。RTB Houseでは、2018年から配信エンジン全体にこの技術を適用し、ユーザーの行動パターンや購買意欲をリアルタイムで分析・予測。これにより、最適なタイミングで最適な広告を届けることが可能となり、従来のリターゲティングを凌駕するパフォーマンスを実現しています。

-RTB Houseのそのほかの強み(配信面やクリエイティブ)はどういったものがありますか?

私たちの強みは3つに集約されます。
1つ目は、プレミアムな媒体ネットワークを通じて高品質なインベントリに配信できる点。
2つ目は、クリエイティブ面において独自の「Dynamic Banner」技術を用い、ユーザーの関心に応じた完全なパーソナライゼーションが可能である点。
3つ目は、配信戦略における柔軟性と透明性。広告主様ごとにKPIをカスタマイズできるため、目的に応じた運用設計が可能です。

-RTB House にて最大限のパフォーマンスを発揮するための配信設計のベストプラクティスを教えてください。

まず重要なのは、「十分な学習期間」と「適切なイベントデータの実装」です。タグの正確な設定やフィードの整備によって、RTB Houseのアルゴリズムが真価を発揮します。さらに、KPI(CV数最大化やROAS向上など)に応じた配信戦略の最適化も鍵になります。初期段階からRTB Houseチームと密に連携いただくことで、短期間で高い成果を得ることができます。

複数のリターゲティングメニューを実施すると、カニバリゼーションの懸念がされますが、RTB Houseにおいてもやはりカニバリゼーションは懸念されますか?

一般的には懸念されがちですが、RTB Houseでは独自の入札最適化技術により、配信の重複を最小限に抑える設計がなされています。ユーザー1人ひとりに対し「最も効果的な接点」で広告を表示するようアルゴリズムが判断するため、他媒体との併用でも効率的な運用が可能です。結果として、広告主様はフルファネルでのパフォーマンス向上を実感いただけます。

RTB House 他サービスとの違いや得意業種・サービスについて

-競合サービス(Criteoさん)と比較した際、RTB House独自の要素にはどういったものがありますか?

最大の違いは、配信エンジンの中核に100%ディープラーニングを活用している点です。これにより、広告配信の“精度”と“進化スピード”が桁違いです。また、RTB Houseは広告主ごとに専任の技術コンサルタントが伴走するモデルを採用しており、「テクノロジー × 人の知見」による伴走体制も差別化ポイントです。

-RTB Houseが得意とする業種・サービスは何になりますか?

RTB Houseは、EC、旅行、教育、金融、不動産、人材など、取り扱う商品数が多く、比較・検討の選択肢が豊富な業種との相性が良い傾向にあります。特に「検討期間が長い」商材において、他社と比較してパフォーマンスの落ち込みが小さく、効果的な配信が可能です。これは、ユーザーの検討行動に寄り添いながら、最適なタイミングで訴求できるRTB Houseのディープラーニング技術によるものであり、他社と比べて「検討期間が長い商材」に対する苦手度が相対的に低い点が強みと言えます。

-RTB Houseにて、親和性が高くないと想定していたものの、いくつかの実績を重ねて、実は親和性が高いのではと考える業種・サービスはありますか?

他の成功事例として挙げられるのが、「アプリ内リターゲティング」や「金融・投資系(例:口座開設)」の領域です。RTB Houseの行動予測モデルにより、ユーザーの検討フェーズを的確に捉えることで、非常に高いCVRを実現しています。“必要な人に、必要な情報を届ける”というリターゲティングの本質は変わりません。

RTB Houseの未来展望について

-日本の広告主に伝えたい、RTB House様のメッセージがあれば教えてください。

テクノロジーは誰にでも平等ですが、それをどう使うかが広告主様の未来を左右します。RTB Houseは、最先端のAI技術を“使いやすく・成果に繋げやすく”ご提供することで、日本のマーケターの皆さまの挑戦を支え続けたいと考えています。

-今後、広告テクノロジーはどのように変わっていくとお考えでしょうか?

広告は、単に「売る」ための手段から、「人の行動を前向きに後押しするテクノロジー」へと進化していきます。今後は、ユーザーの行動・感情・環境コンテキストをリアルタイムで理解し、まるで“気が利くアシスタント”のように、ユーザーが本当に求めている情報を、過不足なく、ちょうどよいタイミングで届ける広告が当たり前になります。
クッキーや個人情報に依存する時代は終わり、プライバシーを尊重しながらも、ディープラーニングなどの高度なAIが「匿名のままでも深くユーザーを理解する」ことを可能にします。たとえば、「今、この人は旅行を計画し始めたばかり」とか、「仕事で少し疲れていて、週末に癒しを求めている」といった文脈を察知して、その人の一歩先を行く提案ができるようになるでしょう。
RTB Houseは、そんな“広告が心地よい体験になる未来”を、技術と創造性の力でリードしていきたいと考えています。

-その中で、RTB House様が果たしていきたい役割はございますか?

私たちは、AIによって広告をもっと「気が利く」存在に変えることを目指しています。広告がユーザー体験を邪魔するのではなく、価値ある情報として自然に届けられるように。広告主にも、ユーザーにも、そして社会にもプラスになる広告の未来を築く――その役割を果たしたいと考えています。

RTB Houseの未来展望について

-新しいプロダクトがリリースされる予定はありますか?

RTB Houseはこのたび、プライバシー時代に最適化された革新的な広告ソリューション「IntentGPT」を正式にリリースしました。IntentGPTは、単なるキーワードマッチングではなく、ページ全体の文脈を大規模言語モデル(LLM)で理解することで、ユーザーの“リアルインテント(本当の関心)”を的確に捉え、広告配信の質を飛躍的に高めます。

本ソリューションは、RTB Houseのディープラーニングエンジンと完全に統合されており、従来のCookieベースのターゲティングに頼ることなく、コンテンツの意味とユーザーの意図を基に、最も関連性の高いURLに広告を配信。これにより、「量より質」の広告配信が可能となり、エンゲージメントの最大化と無駄配信の最小化を両立します。

さらに、IntentGPTはプライバシー規制への対応を前提として設計されており、サードパーティCookieに依存せずに高精度なターゲティングを実現。将来的な業界の変化にも柔軟に対応可能です。

<主な特徴>
・コンテンツの意味を理解し、ユーザーの“本当の関心”を見極めるAI
・高度に特定されたURLへの広告配信
・Cookieレスでも機能するプライバシー対応設計
・RTB Houseの最先端ディープラーニングエンジンとの統合

本ソリューションは、「ユーザーのリアルインテントに基づく広告配信」や「高エンゲージメントユーザーへの絞り込み配信」といった、広告主のROI最大化に直結する成果を目指しています。

RTB House Japan 株式会社

渡邉 健(わたなべ たける)
インタビュアー
渡邉 健(わたなべ たける)

2013年にブレイク・フィールド社に入社。
金融、BtoB、教育事業、人材のクライアント様を中心に営業・広告運用担当者として、WEBプロモーション全体の改善に着手。
趣味は映画観賞、ゲーム、フレンチを食べること。
インタビュアー
渡邉 健
(わたなべ たける)

2013年にブレイク・フィールド社に入社。
金融、BtoB、教育事業、人材のクライアント様を中心に営業・広告運用担当者として、WEBプロモーション全体の改善に着手。
趣味は映画観賞、ゲーム、フレンチを食べること。

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