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2021.08.11

Google広告 最適化案を自動的に適用について

Google広告はさらに効果を上げるために管理画面に最適化案が表示されています。最適化案を参考にして、キーワードを追加したり削除したり、また予算を変更したりしている方も多いでしょう。ただし最適化案をチェックするために時間がかかりすぎる点がデメリットでした。そこでGoogleは最適化案を自動的に適用するシステムを取り入れました。今回は、最適化案のメリットなどの概要と最適化案を自動的に適用する方法や注意事項を解説します。自動化をお考えの方は参考にしてください。

 

最適化案とは

最適化案とは、キャンペーンを予算を最大限に生かしながら結果を改善していくためのサジェストです。Googleが検索のトレンドやこれまでの実績などから分析して提案が表示されます。入札単価やキーワードの変更、広告文へのキーワードの挿入など改善するための方法がアカウント内で確認が可能です。ここでは最適案についてより詳しく見ていきます。

 

最適化案を利用するメリット

最適化案を利用するメリットは次のとおりです。

 

・客観的な視点でアカウントが機能しない原因が分かる

・改善するために自分で考えた施策を見つめ直すことが可能

・広告に掲載できないことを指摘してくれる

・トレンドの変化によるキーワードの変更を指摘してもらえる

 

最適化案の種類

最適化案は具体的な行動にすぐ移しやすいスタイルで提示されます。

 

・広告と広告表示オプションを追加

・ローカルキャンペーンやスマート ディスプレイ キャンペーンの提案

・入札単価と予算をアップし、可能性を広げる

トレンドの変化に合わせてキーワードやターゲットを設定

・要件に違反していないかなどの問題の修正

広告パターンの変更

 

状態によってはまったく表示されない場合もあります。随時表示されているかどうかチェックしてください。

 

最適化スコアとは

最適化スコアは最適化案を実行に移した場合にどの程度アカウントが最適化されるかを数値化したもので、0〜100%で表示されます。数値が大きいほど最適化が実現できるということです。しかしプロモーション目標値を考えながら計算された数値ではないため、最適化スコアをアップしたからといってプロモーションが向上するわけではありません。とはいえ、最適化案の中からどれを採用するかを考える目安になります。

 

最適化案を自動的に適用するとは

最適化案の適用を自動化することで、うっかり最適化を忘れてしまうということがなくなります。最適化案を自動的に適用するということを解説します。

 

最適化案の自動的に適用するシステム

最適化案が提示されたらすぐにでも取り入れたいと思っていても、見落としてしまいます。また毎日チェックする時間がない場合も。そこで最適化案をすぐに取り入れられるように、自動的に適用できるシステムが加わりました。

自動的に適用できる最適化案の中から、取り入れたい案を選択するだけです。状況に満足がいかない場合は無効化も可能です。

 

最適化案の自動適用で設定できる内容

最適化案はすべて自動適用されるわけではありません。項目ごとに自動適用される案が表示されるので、その中から自動にしたい項目を選んでチェックを入れます。キーワードを追加したり削除したり、またコンバージョン増加のために予算を増やすなどの項目が選択可能です。

 

最適化案の自動適用を無効にする

自動適用にしている最適化案が現状に合わなくなったら、簡単に無効化できます。Googleアカウントにログインして管理タブから最適化案にアクセスし適用している項目のチェックボックスを外すだけです。履歴タブからも無効化が可能です。     

 

最適化案を自動的に適用する際の注意事項

最適化案を自動的に適用すると最適化案をチェックする時間が省かれ、迅速な広告の最適化が可能ですが、気をつけておきたいことがあります。ここでは最適化案を自動的に適用する際に注意したいことを解説します。 

 

人の判断が必要な場合もある

重複されたキーワードを削除するという最適化案があります。同じ言葉の重複を避けるためのものですが、似ていることばでも検索意図が同じであるとは限りません。ことばに関することは、どうしても人の判断を入れないとニュアンスが変わってしまいます。

また最適化案を利用していた方ならお分かりになると思いますが、最適化案を導入したからといって必ずしも成果が上がるとは限りません。必ずチェックを入れて人が判断するようにしておきたいものです。

 

知らないうちにコストが上がる可能性

広告費用対効果を上げるという項目で、広告費を上げても効果が追いついていれば問題はないのですが、必ずしもデータとおりの結果が出るとは限りません。自動的に導入されるとコストがふくれあがってきただけだったということも起こり得ます。

 

サイトに合わない最適化案がある

トレンドが変われば有効なキーワードが変わります。そのためキーワードを自動的に変更すると効果が上がる可能性がありますが、一方サイトに合わないキーワードということもありえます。サイトに合わない最適化案が選ばれてしまうと、ターゲットにズレができてしまうかもしれません。

 

広告の候補には注意!

広告の候補は、広告文を自動生成する機能です。トレンドに合わせてキーワードから広告文が生成されます。しかし不自然な文章ができたり、配信の合意のない広告だったりという問題が生じる可能性があります。

 

まとめ

Google広告で最適化案を上手に取り込もう

Google広告の最適化案を自動化することについて解説しました。最適化案は自分では見落としがちなことを気づかせてくれるツールで、広告をより効果的に配信するためにとても有効です。自動化することでさらに時間をかけずに利用が可能になりました。しかし、自動化してそのままにしておくと困ってしまうことも起こり得ます。最適化案を自動的に適用しながらもご自身の判断が必要です。適切な利用でより効果的な広告配信をおこないましょう。

 

 

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