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2021.06.25

YouTube広告の効果を上げる動画アクションキャンペーンのメリット・デメリット

YouTubeは、コアな利用者が多いプラットフォームです。そのためYouTube広告は効果が期待できると考えられますが、さらにコンバージョンを低予算で期待できる「動画アクションキャンペーン」が広告スタイルに加わりました。 ここでは動画アクションキャンペーンのメリット・デメリット、設定する方法などを解説します。さらに効果を上げていくために、参考にしてください。
YouTube広告の動画アクションキャンペーンとは?

「動画アクションキャンペーン」とは、広告スタイルの1種でコンバージョンを優位に獲得できる方法として注目されています。 基本的には「TrueView アクション」をベースにし、改良した広告スタイルです。動画アクションキャンペーンでは、YouTube ホームフィードやYouTubeの動画、YouTube以外の動画パートナーの広告枠に広告を掲載可能です。 ただ見るだけの広告ではなく、視聴者が行動を起こすことを目的に作られ、コンバージョンを効率的に増やせる広告スタイルです。

TrueView アクションとの違い
 

TrueView アクションとの最大の違いは、「広告グループの種類」の選び方が異なる点です。「レスポンシブ」を選択すると、動画アクションキャンペーンとなります。 レスポンシブ広告とは、広告が配信される場所に合わせて、広告のサイズや表示のスタイル、フォーマットが自動的に調節できる広告のことです。広告枠によって、テキスト広告となったり、イメージ広告になったりします。 そのため、見る環境によって最適な条件で掲載され、訴求力を常に一定に保つことが可能です。

     
動画アクションキャンペーンのメリット

動画アクションキャンペーンは、TrueView アクションよりもさらに多くのメリットを期待できます。どのようなメリットがあるのかをお伝えします。

YouTube Home Feedに配信されるため、認知度アップにつながる
   

YouTubeのホームフィードに配信されると視聴者の目に触れる回数が増えます。 Facebookなどその他のページのホームフィードは、注目度が高まる場所ですが、特にYouTubeの場合は、テレビで見るという人が多いプラットホームです。 2020年6月時点で1,500万人もの人がテレビ画面でYouTubeを見ると答えています。 この数字は、前年の統計と比較すると2倍以上の増加です。テレビで見る人の65%はリビングでYouTubeを視聴しています。 つまり、テレビ画面で視聴しているということは、一人ではなく家族や友人と見ている可能性も高いと考えられます。そのためさらに多くの人の目に止まる可能性があります。

見出しの文字数が増えて訴求力アップ
   

見出しの文字数が半角90文字、全角45文字まで入力可能なため伝えたいことを具体的に表現できます。 45文字なら「今すぐお見積もり」「今すぐ購入」「今すぐ無料ダウンロード」といった行動に結びつくフレーズを入れても30文字以上の説明を添えることが可能です。コンバージョンへの誘導が具体的なため、行動しやすくなります。

     
自動で最適な配信場所を選ぶ
 

動画アクションキャンペーンは、表示される広告枠の種類が多いことも特徴です。そして複数の広告枠の中から、機械学習が進んで最もコンバージョンを実現している広告枠に自動的に表示されるようになっていきます。そのため、さらに低予算で成果が上がっていく可能性が高まるということがメリットです。

    
動画アクションキャンペーンのデメリット

メリットの多い動画アクションキャンペーンですが、当然のことながらデメリットもあります。ただしデメリットを熟知すれば、配信方法や設定で避けることが可能です。上手に利用して、成果をあげていきましょう。

効果的な動画作りにはコストが必要
 

YouTubeの動画アクションキャンペーンは、視聴者の目に触れる可能性が高いことが特徴です。しかし何百回も視聴者の目に触れたとしても魅力的な動画を配信しないとちゃんと見てもらえず、コンバージョンに結びつきません。 効果的な動画にするためには、それなりのコストは覚悟しておいた方が良いでしょう。

TrueView アクションの過去のデータが利用できない
   

YouTube広告をTrueView アクションから動画アクションキャンペーンへ移行する場合も多いでしょう。移行してもTrueViewアクションが過去に蓄積したデータを利用できないため、また改めて機械学習を始める必要があることがデメリットです。 対策としては、動画アクションキャンペーンに全面的に切り替えず、まずTrueViewアクションと併用しながら、データを蓄積していき検証します。

            
動画アクションキャンペーンの設定方法
 

まず予算をどのくらいにするかを考えることが必要です。 目標コンバージョン単価制を採用する場合、予算を目標コンバージョン単価の15倍以上の設定が奨励されています。15倍以上に設定すると7〜8日で最適化されるためです。 しかし最適化に予算を多く避けない場合は、5~10倍の設定で約3週間で最適化が期待できます。 次に動画アクションキャンペーンの設定方法を簡単に説明します。 詳しく知りたい方はGoogle広告ヘルプページを確認してください。 動画アクションキャンペーンは、ユーザーの行動を促すことが目的です。キャンペーン作成画面で、「新しいキャンペーン」を選び [販売促進]、[見込み顧客の獲得]、[ウェブサイトのトラフィック] の中から目標として一つ選び、キャンペーンタイプを動画にすれば、自動的に「コンバージョンの促進」がサブタイプとして設定されます。 次に広告グループの設定で「レスポンシブ」を選びます。 ターゲット設定では「ユーザー」でターゲット設定することをおすすめしています。「コンテンツ」で設定するとYouTube ホームフィードなどディスカバリー面への配信が行えず機械学習の本来の力を発揮できない可能性があります。 ターゲットを選択します。ターゲットは「ユーザー属性」と「オーディエンスのタイプ」です。ターゲットの設定を初めてする場合は、可能な限り広い範囲で設定しましょう。 エディタを使用して、広告を作成します。次のような項目を編集します。 <設定項目> ・YouTube動画の設定(最後に表示されるリンクの確認) ・コンバージョンを促す文章設定(全角5文字) ・広告見出し入力(全角7文字まで) ・長い広告見出し(全角45文字) ・商品またはサービスの説明文(全角35文字) ・広告のリンク(省略可能) ・コンパニオンバナー(PCのみに表示) ・広告名

まとめ
 

動画アクションキャンペーンについて解説しました。動画アクションキャンペーンと従来のTrueView アクションとの相違点は、レスポンシブ広告である点です。環境によって広告の大きさや表示スタイルを柔軟に変えていくことができるため、一定の訴求力を保てます。上手に利用することでコンバージョンを予算を増やすことなく、アップしていくことが可能です。代理店を利用してプロのアドバイスを上手に利用することで、最大の効果を実現してください。

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