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2021.01.28

Facebook広告効果改善~クリエイティブ編~:ユーザーの視覚に訴えるには

 

Facebook広告で効果を上げていくためには、広告クリエイティブに着目することが大切です。しかし、どの部分を改善すれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。今回は、クリエイティブでのFacebook広告効果を改善するために、どのような点をチェックし、何をすべきかを紹介します。

 

クリエイティブのデザインは適切か


Facebookは常に調査をし広告がどのように見ている人に影響を与えアクションに結びついているかを常に把握するようにしています。例えば分析の結果、画像内のテキストを画面の20%以内にするとユーザーのアクションに結びつくことを確認しました。このことからメッセージ性のある簡潔な文章を画像内に貼り付けることを推奨しています。

 

常に数種類の広告を用意

常に可能性を模索することが大切です。「自社のイメージはこれで!」と固執しすぎると潜在的なターゲットを逃してしまう可能性があります。自社の製品やサービスに興味がある層は、このタイプのデザイン(例えば真面目でシンプルなタイプなど)と決めつけてその他の広告の可能性を切り捨ててはいけません。

定期的に広告のブラッシュアップを行いましょう。キャンペーンごとに最低4〜5種類の広告を配信し、どれが最も反応があるのかを確認することが必要です。画像が2種類しかないのであれば、デザインを少し変える、キャッチコピーを変えるなどして4種類の広告を作ります。

数種類用意するのは、どのようなタイプが反応が多くなるかわからないためです。どんなに経験のあるクリエイターでも、期待していた広告の反応が少なく自信のなかった広告の方が注目されてしまうということが起きます。広告の入れ替えを行なってどれが最も効果が上がっているかを確認しましょう。

 

アスペクトは適切か

Facebook広告で画像や動画を入稿する際に大切なことはアスペクトの比率(アスペクト比)、つまり画像や動画の幅と高さの比率が適切かどうかが大切なポイントです。フォーマットの種類や配置によって、最適なアスペクト比が異なります。Facebook for businessにはそれぞれの最適なアスペクト比が掲載されていますので、参考にして決定してください。以下に簡単な表を作りました。

現在ネットを見るデバイスは、20〜40代ではスマホが9割近くを占めているため、広告もスマホでどのように見えるかを考えた上での推奨アスペクト比です。

Facebook広告では、配置をご自分で選択できます。広告の配置は、広告マネージャを利用して選択します。広告マネージャの目的を選択し、目的に応じた配置のボックスにチェックを入れるだけです。配置が目的に対応していない場合は、ボックスが表示されません。

 

クリエイティブがターゲットユーザーのペルソナにマッチしているか


せっかく興味を持ってもらい自社ページに誘導しても、自社の製品やサービスを利用しない人に訴求してもあまり意味がありません。自社の製品にマッチしたクリエイティブになっているのでしょうか。

 

ターゲットがペルソナであることを理解する

ターゲットをできるだけ具体的に描いて、その人がこのクリエイティブを見て心を惹かれるかどうかを考えます。どんなにステキなデザインでもまったく自社の製品やサービスに興味のない人ばかりに訴求しても意味がありません。

またライフスタイルも大切です。どこで広告を見るのかを想像してみましょう。例えばどこかに勤務している人ならFacebookを見る状況が電車の中など公共の場である可能性が高いです。その場合動画は音無しで見ることが多いので消音でもメッセージが伝わる工夫が必要です。

 

ABテストを利用する

ABテストとは、AとBの2種類のパターンを用意し、どちらの方がコンバージョンやクリックといった反応が多く生じるかを測定する方法です。コンバージョン率を最適化(CRO)するために行われます。

種類は同じリンク内にあるタイプがほとんどですが、中にはリンクを飛ばした先にBを用意しているタイプ、同リンク内にさまざまなテストを組んでいるタイプの3種類です。無料または有料で用意されているABテストをそのまま利用できるため、意外と簡単に最適化を図れます。

 

LPとクリエイティブの親和性も意識

魅力的なクリエイティブを見て興味をもったユーザーが、LP(ランディングページ)にせっかく流入してもそこに期待したものが見つけられなければ、離脱してしまう場合がほとんどです。ユーザーの期待にFacebook広告を見て「欲しい」というものの情報がそこに無いとがっかりしてしまいます。

また広告デザインからイメージされたものとLPの雰囲気がまったく異なる場合も同様です。自社のPRをしたいからそのことに触れるということではなく、LPとクリエイティブの親和性を考えたLPの制作をしましょう。

 

競合他社のクリエイティブを調査する


他社のFacebook広告を見ることで自社のFacebook広告の短所に気づく場合があります。Facebook広告ライブラリを利用すると簡単に他社の広告を確認できます。

 

Facebook広告ライブラリとは

Facebook広告を検索できるシステムです。アカウントがない人も利用できます。7年間保存できるので、過去を辿ってFacebook広告の効果などを確認できます。成功した有名企業のFacebook広告を探して見てみましょう。

 

Facebook広告ライブラリの利用方法

検索の方法や検索によって見えるもの。競合だけではなく、同じようなターゲットが利用していそうな他の企業も検索すると、需要の傾向やアプローチの方法が見えてきます。例えば30代〜40代のファミリー世代がターゲットの場合、「伊勢丹」などのデパートの広告でどのようなクリエイティブを出しているのかを確認します。

 

Facebook広告ライブラリで自社の広告を開く

他社の広告をいくつか見た後に、Facebook広告ライブラリーで自社の広告を開くと客観的な判断が可能です。色のコントラスト、焦点、解像度など何が違うのかをチェックしましょう。他社のFacebook広告より見劣りする点があるとしたら何が原因なのかを考えてください。

 

まとめ 

クリエイティブ面でのFacebook広告を改善できるポイントを紹介しました。常に固定観念にとらわれず、新しい広告にトライしていくことも大切です。常にコンバージョンなどの結果を確認しながら、最適に利用できるシステムを駆使して改善をしていきましょう。

 

 

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