Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)において、2021年9月1日より、キャンペーン単位での最適化したいコンバージョン設定が可能になりました。
従来のディスプレイ広告との変更点もいくつかありますので、ポイントを押さえておきましょう。
最適化したいコンバージョン設定をキャンペーン単位で行えるようになることで、何が変わるのかといえば、主に下記の3点だと考えてよいでしょう。
キャンペーン単位で選択できるようになる
最適化したいコンバージョン設定をキャンペーン単位で行えるようになることで変わる点の1つとして、より細かい広告戦略が可能になります。
これまではディスプレイ広告を出稿する際に、いくつかのキャンペーンを出稿するとしても、アカウント単位のCV最適運用でした。
しかし今後はキャンペーン単位でのコンバージョン設定が可能になることから、より細かい数値設定を行えるので、細かい広告戦略が可能になることでしょう。
複数の設定をまとめるグループ作成機能が提供される
複数のコンバージョン地点を、同一のキャンペーンにまとめる「コンバージョングループ」の設定もございます。
最適化に加味したいコンバージョン地点が複数ある場合は、「コンバージョングループ」の設定を活用しましょう。
自動入札設定時のCVR予測など最適化の精度向上が見込める
これまではアカウント単位のコンバージョン最適化であったため、本来、最適化に加味したくないコンバージョン地点も含まれてしまい、最適化の精度が落ちてしまう部分がございました。
しかし、今回のアップデートにより、キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョン設定を選択いただくことで、自動入札の精度向上が見込まれます。
パフォーマンスデータ「コンバージョン数」への計上有無は、コンバージョン設定よりも、キャンペーン単位のコンバージョン設定が優先となります。
そのため、コンバージョン設定で「コンバージョン列に含めない」としている場合でも、キャンペーン単位でコンバージョンの選択をしている場合はコンバージョン列に計上され、最適化にも利用されますので、注意致しましょう。
コンバージョン設定の選択機能は、Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)の柔軟な運用とパフォーマンス向上に繋がる機能です。
このアップデート以降は、キャンペーンの目的に合わせて、適切なコンバージョン地点を設定してみましょう。
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