Googleのリスティング広告は手軽に入札が可能ではありますが、大きな効果が期待できる手法です。検索キーワードに基いた広告表示は、興味を持つユーザーの目に留まる可能性も高いのですが、テキスト表示だけではなく、画像表示オプションが可能となりました。そのため、リスティング広告のあり方も変わろうとしていますが、実際に活用する前にメリットと注意点の双方を理解しておきましょう。
それまでテキスト表示のみだったリスティング広告に画像表示が可能となったメリットは多々あります。
テキストのみの広告より画像広告は目に入りやすいです。検索エンジンでキーワードを検索した際、テキストのみでは表示されているリスティング広告よりも、検索結果に目がいく人も多いのではないでしょうか。その点画像が表示されると目立ちます。また、画像を用いることでイメージされやすいメリットもあります。テキストのみでは実際にどのようなサービス・商品なのかがイメージしにくいものもあるでしょう。警戒心からスルーされてしまうこともありますが、画像表示することで、テキストだけの説明よりも分かりやすくサービス・商品の紹介が可能です。広告は人の目に入ってこそです。テキストよりも目に入りやすい画像を利用できることで、広告効果も高まることが予想されます。
画像表示オプションは設定が決して難しくはありません。広告表示オプションに「画像表示オプション」の項目が追加されていますので、画像を選ぶのみです。選定画像は広告との関連性に制限がありますし、あくまでも静止画のみではありますが、基本的に画像を選ぶだけで設定可能となっていますので、導入すべきか迷うほどの難易度ではありません。
テキストのリスティング広告同様、画像広告のデータ確認が可能です。クリックの回数、検索キーワードといった通常のリスティング広告同様のデータの抽出が可能なので、画像の効果も確認できます。ちなみに設定した画像毎にデータの確認が可能なので、広告効果・訴求力の高い画像が把握できます。どのような画像の訴求力が高いのかを把握することで、今後の広告展開に役立つことでしょう。
リスティング広告同様、画像広告に於いてもカウントダウンが利用できますので、消費者の購買意欲の刺激も可能です。基本的に画像は静止画のみではありますが、カウントダウン機能を活用することで、広告に動きをもたらします。結果、閲覧者の印象に残る広告作りが可能です。
様々なメリットがある画像表示オプションですが、利用にあたっての注意点もありますので覚えておきましょう。
画像表示オプションでは、設定できる画像が定められています。
・静止画像
・加工されていない
・画像にロゴを重ねない
・画像が重複していない
・コラージュ画像ではない
これらの要件を満たす必要があります。Google側は、権利はもちろんですが閲覧者視点を意識しています。見にくいものやGoogleに似つかわしくないと判断したものは、不承認となり表示されません。画像は最大で20枚まで設定が可能ですが、すべてに於いて上記ルールが定められています。そのため「適当に画像を掲載する」ではなく、ルールに則った画像を用意しなければなりません。
画像の中身だけではなく、画像のサイズにも指定があります。
アスペクト比:1:1
最低解像度:300×300
最大ファイル:5,120KB
また、重要コンテンツを画像の中央80%に位置するようにとの指定もありますし、画像のフォーマットもPNG、JPG、静止GIFの3種類に定められています。これらの条件を満たしていない画像は承認されませんので、こちらも確認しながら画像を作成・選定しましょう。
画像には様々な条件がありますが、どのように表示されるかは閲覧者・ユーザー環境に左右されます。そのため、画像が効果的に表示されない可能性も考慮しておかなければなりません。例えば若年層をターゲットにした商品・サービスの場合、月末近くになればなるほど、速度制限を受け、表示に時間がかかるユーザーが増えている可能性が高いです。結果、画像が表示される前に離脱されてしまう可能性もあります。社内の高速ネット環境では早く表示されるものの、外で閲覧すると少々手間取るケースもあるでしょう。画像はテキストよりも容量が大きいので、テキストと同じようにスムーズに表示されない場合も想定しておきましょう。
Googleリスティング広告の画像表示は有効活用することでテキストのみの表示より大きな広告効果が期待できます。一方で、テキストよりも大容量である画像を取り扱うことによる表示速度の問題、さらには掲載する画像のルールもありますので、使用する画像は厳選する必要があります。ルールに基づかない画像の使用はできませんので、画像表示オプションを活用するために、ルールの把握を大前提に、効果が期待できる画像を選定しましょう。
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